肩こり

自律神経は、私たちの体の機能をコントロールしています。これには、循環、呼吸、消化、体温調節、内分泌機能や代謝などが含まれます。自律神経には、興奮状態に働く「交感神経」と、休息状態に働く「副交感神経」があります。

肩こりは、この自律神経のバランスが乱れると発生します。特に、「交感神経」が優位に働いてしまうと、血管が緊張状態になり縮まってしまい、血液の循環が悪くなってしまいます。すると、筋肉への血液の供給が不十分となり、筋肉が硬くなります。これが肩こりの原因となります。

また、精神的なストレスを受けると交感神経が優位になります。交感神経が優位になると、全身の筋肉がかたく緊張します。血管はギューッと収縮して(縮んで)血流が悪くなり必要な酸素や栄養が供給されず疲労が蓄積します。そうやって首周辺から背中周辺の筋肉がこわばり、「こり」「張り」「重だるさ」「こわばり」「つっぱり感」「痛み」「違和感」などを感じ、「肩こり」と呼ばれる状態になるのです。

以上からわかるように、自律神経の乱れは肩こりを引き起こす大きな要因であり、その管理は肩こりの予防及び改善に重要です。

日常生活で受ける負担(姿勢の悪さ、長時間の同姿勢、運動不足、冷え等)、整形外科の疾患(変形性頸椎症や頸椎椎間板ヘルニア等)、その他の疾患(高血圧症や貧血等)も「肩こり」を引き起こす原因となる可能性があります。

自律神経は私たちの体の機能をコントロールしており、その乱れは肩こりだけでなく、他の多くの症状を引き起こす可能性があります。以下にその例をいくつか挙げてみます。

すぐ疲れる
やる気が出ない
頭痛を起こすことがある
気分が滅入りがち
理由もなくイライラする
腰痛がある
集中できない
これらは一部の例であり、自律神経の乱れによって引き起こされる症状は個々の人により異なります。自律神経の乱れは、ストレスや生活習慣、季節の変化、更年期障害などの疾患など、さまざまな要因によって引き起こされます。

当院は地域で唯一の自律神経専門整体でありますので、他で改善しなくても当院で劇的に変化を感じられる方が多くおられます。あきらめず一度お気軽にご相談ください。

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