初回終了後の身体変化について

整体の施術は体の歪みを修正し、本来あるべき正しい状態に戻す作業です。しかし、体の歪みは日常生活の習慣や長年のクセが原因となって柔らかい関節や軟骨が歪んでいる事が多く、一度施術で歪みが取れても、その根本的な原因を見直して歪んだ関節や軟骨が本来の状態に戻らない限り、元の状態に戻る可能性があります。正しい状態というのは良い変化を何度も繰り返す事でしか作ることが出来ません。継続的な施術をお勧めするのは皆様に良くなって頂くため必要なものだからです。

また、施術後に体がだるくなったり、揉まれた箇所が痛くなることがありますが、これは「揉み返し」と「好転反応」の2つの可能性があります。

**揉み返し**は、施術によって筋肉が傷ついた結果、炎症が起こるものです。これは体からのアラートサインで、筋肉が傷ついている状態を示しています。しかしながら当院の施術は「力」で行われることが無いため、揉み返しがおこる可能性は極めて低くあります。

**好転反応**は、体が健康な状態に戻ろうとする過程で一時的に起こる不快な反応です。これを「風邪の症状」に例えてみます。
風邪を引いたとき、鼻水が出たり、頭痛がしたり、体がだるくなったりします。これらは体がウイルスと戦っている証拠で、一見、不快な症状ですが、実は体が元の健康な状態に戻ろうとする過程の一部なのです。

これらの反応は施術後に出る似たような症状ですが、揉み返しと好転反応では発生メカニズムも体への良し悪しも全く逆のものと言えます。したがって、施術後の体の反応を理解し、適切な対処をすることが重要です。施術の効果を最大限に引き出すためには、施術だけでなく日常生活の改善も必要となります。それぞれに適した通院スケジュールを立てることも大切です。

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