慢性疲労からの回復

当院の施術で自律神経が整う事により、疲労から回復する解説をします。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」から成り、バランスを取りながら体の状態を整えています。

交感神経は体を活発に動く状態に整えます。一方、副交感神経は体を休息状態に整えます。

慢性的な疲労は、自律神経のバランスが崩れた結果として生じます。例えば、ストレスが続くと交感神経が過度に働き、体が常に戦闘態勢を整えている状態になります。この状態が長期間続くと、心身が耐えられる限界を超えて自律神経のバランスが崩れ、疲労や様々な不調が生じます。

当院の施術をうけて自律神経のバランスを整えることにより、このような慢性的な疲労を解消することが可能です。
もちろん施術後も日常生活においてストレスを適切に管理したり、生活リズムを整えたりすることで良い状態を保つことも大切です。

さらに施術により脳脊髄液、リンパ液、血液の循環が改善すると、体の健康状態が良くなり、疲労回復につながると考えられます。以下に、それぞれの体液がどのように働き、疲労回復に寄与するかを説明します。

1. 脳脊髄液: 脳脊髄液は脳の周りを覆っている液体で、脳の内部や、脳と頭蓋骨のすき間を流れています。脳脊髄液の主な役割は、脳と脳神経の保護、脳に栄養を補給し、老廃物を排出することです。脳脊髄液の流れが滞ると、頭痛、脳機能低下、自律神経機能低下、内分泌機能低下などの問題が起こる可能性があります。

2. リンパ液: リンパ液は、体の組織間を流れ、細胞の老廃物を排出し、免疫系の働きを助ける重要な役割を果たします。リンパ液の流れが滞ると、体の免疫力が低下し、疲労が増す可能性があります。

3. 血液: 血液は、酸素や栄養素を全身に運び、老廃物を排出する役割を果たします。血液の循環が良好であれば、体の各部位は適切な栄養と酸素を受け取り、エネルギーを効率的に生成でき、疲労感を軽減できます。

当院の施術により、これら体液の循環がスムーズになれば、自然治癒力が増し疲労回復につながります。